健康運動指導士は、医学の基礎知識や栄養学、運動生理学などの知識を持ち、生活習慣病の予防や高齢者の介護予防を目的とした運動プログラムを作成し指導する専門職で、高齢化が進む現代社会において、医療分野はもちろんのこと、福祉分野でも介護予防の専門家として活躍の場を広げており、病院、健康増進施設のほか、老人福祉施設などからの求人・採用が年々増えています。
病院、老人福祉施設、介護保険施設、健康増進施設、スポーツクラブなど。
健康運動指導士の資格が必要です。この資格を取得するには、健康運動指導士の資格を管轄する「財団法人健康・体力づくり事業財団」が運営する健康運動指導士養成講習を受講後、資格認定試験に合格しなければなりません。なお、管理栄養士・保健師・健康運動実践指導者の有資格者や体育系大学卒業者、一定条件をクリアした実務経験者は、養成講習の免除措置が受けられます。また、同財団が指定した体育系大学などの健康運動指導士養成校で必要単位を修得し、卒業することでも健康運動指導士の資格が取得できます。
健康運動指導士養成講習では、運動施設での現地実習を含む計120単位(180時間)におよぶ講義と実習のカリキュラムを学びます。体育系大学などの健康運動指導士養成校の養成課程もこれに準じて運用されます。なお、健康運動指導士養成講習は、健康・体力づくり事業財団が定めた受講資格を持っていなければ受講することはできません。
健康運動指導士(公)/障害者スポーツ指導員(民)/介護福祉士(国)
※(国)国家資格、(公)公的資格、(民)民間資格、(任)任用資格
日本健康スポーツ連盟/日本健康運動士会
健康・体力づくり事業財団(健康ネット)
◎スポンサードリンクー