健康運動実践指導者は、健康のための運動指導の知識と技能などを身につけて、医療機関や福祉施設において健康づくりを目的とする運動プログラムに基づいた指導をおこなう専門職です。生活習慣病を予防し、国民の健康水準を維持・増進する専門家として、健康運動実践指導者に対する求人ニーズが高まっており、医療分野はもちろんのこと、介護予防を中心に福祉分野でも活躍の場が広がっています。
病院、老人福祉施設、介護保険施設、健康増進施設、スポーツクラブなど。
健康運動実践指導者の資格が必要です。この資格を取得するには、健康運動実践指導者の資格を管轄する「財団法人健康・体力づくり事業財団」が運営する健康運動実践指導者養成講習を受講後、資格認定試験に合格しなければなりません。また、同財団が健康運動実践指導者養成校に指定した体育系大学や短大・専門学校で所定の養成講座を修了し、認定試験を受験する方法でも資格を得ることができます。
健康運動実践指導者養成講習では、9日間で33単位の修得が義務づけられており、養成校のカリキュラムもこの規定に準じています。なお、健康運動実践指導者養成講習には受講条件があり、体育系大学や短大・専門学校の卒業者(見込み可)のほか、運動指導の実務経験者、あるいは健康・体力づくり事業財団が指定した資格の取得者のみ受講することができます。
健康運動実践指導者(公)/障害者スポーツ指導員(民)/介護福祉士(国)
※(国)国家資格、(公)公的資格、(民)民間資格、(任)任用資格
日本健康スポーツ連盟/健康・体力づくり事業財団(健康ネット)
日本エアロビックフィットネス協会
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