福祉用具は、高齢や病気・ケガ、身体障害などのために介護・介助が必要な人の日常生活を、少しでも円滑にして、生活しやすい環境に変えるために開発された道具のことです。介護用品という呼び方をされることもあります。車椅子や杖、介護ベッドのような個々で使用するものから、介護用浴槽のように介護福祉施設などの専門機関にしかないようなものまで、たくさんの福祉用具が開発されています。また、手すりやスロープ、車椅子対応の自動車など、バリアフリー化のための道具も福祉用具の一種と言っていいでしょう。
要介護者が福祉用具をレンタル業者から借りる(レンタルする)場合、または販売店から購入する場合には、介護保険を利用して自己負担を軽減することができます。対象になる用具については、下記外部リンクの「テクノエイド協会」のサイトに詳しい資料があります。
近年は、日常的に使用する小物や住宅設備などを製造するメーカーを中心に、ユニバーサルデザインという概念が発達し、明らかに福祉用具に見えないデザインのものでも、身体が不自由な人に使いやすく考えられた製品が開発されるようになり、年々そのアイテム数も多くなってきています。
総務省法令データ(福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律)
財団法人テクノエイド協会
◎スポンサードリンクー