小規模多機能型居宅介護は、要支援または要介護が1以上の高齢者が利用できる「デイサービス」「ショートステイ」「訪問介護」の3機能を統合した、地域密着の複合介護サービス事業です。利用者は、同じ施設(スタッフ)でこれら3つの介護サービスを必要に応じて使い分けることができるため利便性がよく、また利用できる地域が居住地に限定されている場合が多いことから、各地域における高齢者のコミュニティの役割も果たしていると考えられます。
小規模多機能型居宅介護は、その名の通り、小規模施設であることが認可条件となっていて、施設あたりの登録定員25名以下、デイサービス利用定員15名以下、ショートステイ利用定員9名以下と定められています。ケアプランは施設の介護支援専門員(ケアマネージャー)が作成することになっており、最低1名以上の有資格者の常勤が必要であるほか、24時間態勢の運営のため、夜勤スタッフの配置も必須です。
介護福祉士/介護支援専門員(ケアマネージャ)/ホームヘルパー/他
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準/
老人福祉法/宅老所・グループホーム全国ネットワーク
◎スポンサードリンクー