ホームヘルパーは別名訪問介護員ともいい、その名の通り、高齢や障害のために日常生活を送ることに不自由がある人の自宅を定期的に訪問し、介護サービスをおこなう職種を指しています。ホームヘルパーがおこなう介護サービスは、食事や入浴などを介助する「身体介護」と、掃除・洗濯、調理などを介護利用者に代わっておこなう「生活援助」の2つです。もちろん、これらの介護サービスの間に、話し相手になったり相談に乗ってあげたりすることもホームヘルパーの重要な役割です。また、ホームヘルパーの資格や経験を生かして、福祉施設などで介護スタッフとして働くこともできます。この場合は身体介護の仕事が中心となるようです。
訪問介護事業所や老人福祉施設、デイサービスセンターなど。
ホームヘルパーの資格は3級からありますが、就職を意識して取得するなら2級をめざします。もちろん上位資格である介護福祉士の資格でもホームヘルパーとして就職できます。介護を専門に学ぶ学科であれば、たいていホームヘルパー1級、あるいは介護福祉士の資格まで取得できます。将来を見据えたうえで介護職をめざすのなら、こうした大学・短大・専門学校で学ぶのが一番です。また、事情によって通学では学べない場合や、手っ取り早く介護(福祉)の資格を手に入れたいという人には、ホームヘルパー2級の通信講座がありますので利用するといいでしょう。ホームヘルパーは慢性的に人手不足で、比較的就職しやすい職種だといわれていますが、就職が目的では長続きしません。介護に対するしっかりした目的意識をもって就職しましょう。
介護の知識と技術を中心に、福祉全般にわたって学びます。介護職をめざす以上、実習は必須科目となっており、ホームヘルパーの例では2級講座で30時間、同1級講座で84時間が実習時間の最低ラインと定められています。通信講座であっても実習は必須のため、何日かスクーリングに出席しなければなりません。なお、ホームヘルパーの資格制度は近い将来廃止され、介護福祉士の資格に一本化される予定になっています(時期未定)。取得済みの資格については剥奪されるわけではなく、将来も効力を失うことはありませんが、研修制度の新設などによって介護福祉士へのステップアップを促されることになりそうです。
ホームヘルパー(公)/介護福祉士(国)
※(国)国家資格、(公)公的資格
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