盲導犬歩行指導員・盲人歩行指導員は、視覚障害者に日常生活の支えとなる盲導犬の扱い方を実践指導します。視覚障害者の人生そのものをサポートするといってもいいほど重要な仕事で、障害者に対する理解や深い思いやりを持って障害者に接することが大切です。盲導犬歩行指導員・盲人歩行指導員は個人に与えられる資格ではなく、国家公安委員会が指定した盲導犬訓練施設に使用が認可されているもので、まず全国に9ヶ所ある指定施設に研修生として採用され、基準に見合う能力を身につけたことが認められた時点で、盲導犬歩行指導員・盲人歩行指導員を名乗ることが可能となります。なお、盲導犬歩行指導員・盲人歩行指導員は、一般的には「盲動犬の訓練士」と呼ばれることが多く、また、盲導犬歩行指導員と盲人歩行指導員の名称は、研修先(就職先)によって呼び方が違うだけで、仕事内容に差異はありません。
全国の盲導犬訓練施設など。
盲導犬歩行指導員・盲人歩行指導員への道は、全国に9ヶ所ある盲導犬訓練施設のいずれかに研修生として採用されるところから始まります。5年におよぶ研修期間を終えて、そのまま指導員となって勤めることになるため、その施設の採用試験に合格することが唯一の就職方法ということになります。もちろん採用合格イコール指導員ではありません。まず犬の飼育から始まって、やがて段階を経て訓練犬の養成に携わるようになり(ここまで3年)、さらに2年の歩行指導の研修を経て、ようやく盲導犬歩行指導員・盲人歩行指導員となることができます。
すでに説明したように、盲導犬歩行指導員・盲人歩行指導員への道は、盲導犬訓練施設に採用されるところから始まります。したがって、その施設の採用試験に合格することをめざして試験対策を練らなくてはなりません。採用基準や採用数、応募条件等は一律ではなく各施設ごとに設定されていますので、それぞれの施設の採用情報を調べて、最も自分の条件に合う施設を選んで受験してください。合格して研修生になれば、給料が支給される立派な社会人です。研修生といっても学生ではありません。研修はたいへん厳しいですが、視覚障害者の命を預かる仕事に就くという使命感を持って頑張りましょう。
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