グループホームは、認知症の高齢者や知的障害者・精神障害者が、それぞれ少人数で共同生活を送る福祉施設で、ホームという名前の通り、利用者にとっては「我が家」としての機能を果たしているのが特徴です。したがって、グループホームの形態は通常の福祉施設と異なり、単独の施設もあれば公営住宅の一室を借りたものもあったりと、さまざまです。
前述の通り、グループホームには、認知症の高齢者が入所するものと、知的障害者・精神障害者が入所するものと、大まかに分けて2パターンあります。いずれの場合も、高齢者や障害者が主体となって普通に生活を送ることが介護予防や自立支援に役立っています。特に前者は介護予防の意味合いが強いのに対し、後者は社会に出て独り立ちするための自立支援の意味合いが強くなっています。
なお、障害者自立支援法の施行で、障害者が暮らすグループホームは、介護や世話の必要がない人はグループホーム、必要がある人はケアホームと、2つに分割されました。
ケースワーカー/ソーシャルワーカー/ケアマネージャー/ケアワーカー
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