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【カリキュラムの違いについて】

福祉関係の仕事や資格をめざせる教育機関は、大学・短大・専門学校のほか、短期スクールや通信講座などいくつかあります。そこで、ここではそれぞれの教育機関のカリキュラムや学習スタイルにどのような違いがあるのか簡単に解説します。ただし、ここで書いていることはあくまでも一般論です。学校それぞれに独自のスタイルがありますので、詳細は直接問い合わせして確認してください。

◎大 学

専門分野だけでなく教養分野も充実しているのが特徴です。4年間という時間のゆとりを生かして資格対策の講座も多数開講されています。また、課外活動も盛んで、ボランティアや手話など福祉関連のクラブ・サークルでスキルを身につける機会もあります。なお、資格によっては大学でしか取得できないものや、逆に大学では取得できないものもありますので、目標とする資格の取得要件を事前に調べておくようにしましょう。

◎短 大

短期間で教養と専門知識の両方を効率よく身につけられるのが特徴です。2年課程が一般的ですが、取得する資格によっては3年課程の場合もあります。また、短大では取得できて大学では取得できない(該当学科がない)資格があるほか、資格によっては取得のために短大卒業後実務経験が必要になるものもあります。なお、当サイトでは専攻科など高校新卒者を対象としない課程は、スクールのカテゴリに分類しています。

◎専門学校

特定分野のスペシャリスト養成が目的なので、カリキュラムの大部分がめざす分野の専門科目で構成され、実習時間の割合も高くなっています。入学対象者や取得資格によって、1年制・2年制・3年制・4年制と種類が多いのは専門学校ならではの特色です(資格によっては取得のために専門学校卒業後実務経験が必要になるものもあります)。なお、当サイトでは、設置学科のうち高校新卒者を対象とする課程を専門学校のカテゴリに分類し、社会人や大学新卒者等を対象にする課程は、スクールのカテゴリに分類しています。

◎スクール

社会人や大学生等を対象に、検定試験の対策講座を開講するものや検定試験の受験資格に必要な指定科目の単位を修得するためのものがあり、検定合格に導くノウハウが豊富です。働きながら通学できる夜間コースが多いですが、学習に専念しやすい昼間コースの開設も増えています。なお、当サイトでは短大や大学の卒業者を対象とした専門学校や短大の専攻科等(通常、卒業時に資格取得または受験資格取得)も、高校生の進路と明確に区別するため、スクールのカテゴリに分類しています。

◎通信講座

基本的には資格対策スクールの通信教育版で、送られてくる教材をもとに課題提出をおこなって、通信で添削指導を受けます。時間に縛られずマイペースで勉強できる点や、通学のスクールより費用が安いことがメリットですが、対象とする資格によってはスクーリング受講が必修の場合もあり、スクーリングに出席しやすい講座を選んでおくことが重要になります。

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