理容師が、福祉施設に入所する高齢者や身体障害者のために出張して施術するケースが増えています。高齢化社会を迎えて、理容師の福祉分野での役割は、今後ますます重要なものになっていくでしょう。なお、理容師は、理容師法によって定められた国家資格で、免許取得者以外の人が理容師の業務をおこなってはならない業務独占資格に指定されています。
理容師法が定めた受験資格を満たし、理容師免許の国家試験を受験します。
厚生労働省から理容師養成施設の認可を受けた短大・専門学校で、所定の課程を修了(卒業)することで取得します。通信教育で受験資格を取得することも可能です。
*実技試験(カッティング:20分/シェービング:15分/整髪:5分)
*筆記試験(関係法規・制度/衛生管理/理容保健/理容の物理・化学/理容理論)
※筆記は四肢択一式の設問で計50問出題(試験時間100分)
※新卒者の合格率は例年90%前後です
春と秋の年2回実施されています。
・春/実技:1月下旬〜2月上旬/筆記:3月上旬
・秋/実技:7月下旬〜8月上旬/筆記:9月上旬
2011年度
【第26回】合格率50.1%/合格者数 465人/受験者数 929人
【第25回】合格率82.4%/合格者数1,072人/受験者数1,301人
※新卒受験者の合格率は例年90%前後です
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