精神保健福祉士は、1997年に制定された「精神保健福祉士法」に基づく国家資格です。精神保健福祉士は、資格のない者が精神保健福祉士を名乗って仕事をおこなうことができない名称独占資格に指定されています。
※英語名のPsychiatric Social Workersを略してPSWと呼ぶことがあります。
精神保健福祉士法が定める受験資格を満たし、精神保健福祉士の国家試験を受験します。受験資格を得る方法は10通り以上ありますが、ここでは高校生が精神保健福祉士をめざす場合の一般的な方法のみ抜粋して紹介します。なお、近年は一般の大学を卒業後、1年課程の専門学校の精神保健福祉士コースなどに進学して受験資格を得る人も増えています。
※さらに詳しく知りたい方は→こちら(チャート図)をご覧ください。
1.人体の構造と機能及び疾病/2.心理学論と的支援/3.社会理論と社会システム/4.現代社会と福祉/5.地域福祉の理論と方法/6.福祉行財政/7.社会保障/8.低所得者に対する支援と生活保護制度/9.保健医療サービス/10.権利擁護と成年後見制度/11.障害者に対する支援と自立支援制度/12.精神疾患とその治療/13.精神保健の課題と支援/14.精神保健福祉相談援助の基盤/15.精神保健福祉の理論と相談援助展開/16.精神保健福祉に関する制度とサービス/17.精神障害者の生活支援システム
※出題数163問/各1点(社会福祉士有資格者は1~11の科目を免除)
※2013年度の実績です
1月下旬(土曜日・日曜日)
(第16回/2013年度)合格率58.3%/合格者数4,149人/受験者数7,119人
→第16回精神保健福祉士国家試験の合格発表について(PDF)
(第15回/2012年度)合格率56.9%/合格者数4,062人/受験者数7,144人
(第14回/2011年度)合格率62.6%/合格者数4,865人/受験者数7,770人
(第13回/2010年度)合格率58.3%/合格者数4,219人/受験者数7,223人
(第12回/2009年度)合格率63.3%/合格者数4,488人/受験者数7,085人
(第11回/2008年度)合格率61.7%/合格者数4,434人/受験者数7,186人
厚生労働省(精神保健福祉士試験案内)/精神保健福祉士国家試験過去問題
総務省法令データ(精神保健福祉士法)
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