【健康運動指導士の資格】
◎資格の概要などー
健康運動指導士は、健康増進施設や医療・福祉関連施設において、運動を通して生活習慣病予防など利用者の健康維持・増進に取り組むスタッフで、財団法人健康・体力づくり事業財団によって資格が認定されています。登録制の資格で、5年ごとに登録を更新しなければなりません。
◎資格の取得方法ー
まず健康運動指導士養成講習会を受講し、健康運動指導士認定試験に合格したうえで、健康・体力づくり事業財団に登録申請します。合格率は受験者全体で50%前後となっており、簡単に取得できる資格ではありませんが、そのぶん資格の価値は高いといえます。
なお、講習会の受講に際しては、下記のような受講資格が設定されており、受講資格ごとに定められた講習を受講します。また、健康・体力づくり事業財団が指定する体育系大学などの学生であれば、学校が開講する所定のカリキュラムを修了して、認定試験にチャレンジすることが可能です。もちろん講習会受講者と同じく、合格すれば健康運動指導士の資格が取得できます。
◎健康運動指導士養成講習会受講資格ー
- 保健師または管理栄養士の有資格者
- 4年制体育系大学(教育学部体育学系含む)卒業(見込)者
- 看護師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師の各有資格者で、4年制大学卒業(見込)者または資格取得後1年以上運動指導に従事した経験者
- 栄養士、准看護師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師の各有資格者で、4年制大学卒業(見込)者または資格取得後2年以上運動指導に従事した経験者
- 体育系短期大学または体育系専修学校(2年制)卒業(見込)者で、卒業後2年以上運動指導に従事した経験者
- 2.に揚げる大学以外の大学(4年制)または体育系専修学校(1年制)の卒業(見込)者で、卒業後3年以上運動指導に従事した経験者
- 健康運動実践指導者の称号を有し、称号取得後1年以上運動指導に従事した経験者
- 1.から7.までと同等以上の能力を有すると認められる者
- 特定施設実務経験者
◎健康運動指導士養成講習会日程等ー
年に数回実施。最新情報は《こちら》でご確認ください。
◎この資格を生かせる仕事(サイト内リンク) ー
健康運動指導士
◎試験実施機関(外部リンク)ー
財団法人健康・体力づくり事業財団
◎関連情報(外部リンク)ー
日本健康スポーツ連盟
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