ホームヘルパーは、訪問介護の専門職として広く認知された職種で、以前は各都道府県及び指定都市で行なわれているホームヘルパー養成講習を修了すると資格を得ることができました。しかし残念ながら、国の制度改革によって、2012年4月をもって新規取得ができなくなりました。
ホームヘルパーの資格には2級・1級とあり(過去には3級も)、このうち2級の有資格者が大多数を占めているのが特徴でした。前述の制度改革により、ホームヘルパー2級取得者は自動的に介護職員初任者研修修了者となり、介護の専門職としての身分は保証されています。また、ホームヘルパー1級取得者も、新制度における実務者研修修了者として認められ、取得した資格を生かすことができます。
前述の通り、以前は都道府県や指定都市のホームヘルパー養成講習を受講することで取得できましたが、現在はホームヘルパー制度が廃止になったため資格を取得できません。同様の資格をめざす方は、「介護職員初任者研修」を受講し、修了試験に合格する必要があります。詳しくは、日本ホームペルパー協会のホームページをご覧ください。⇒こちら
※以下はホームヘルパー資格が廃止される前の情報です。
【2級】訪問介護員がおこなう基本業務に関する知識と技術を修得。
・・・講義58時間・演習42時間・実習30時間、計130時間
【1級】2級の知識と技術をさらに深め、主任訪問介護員としての知識・技能を修得。
・・・講義84時間・演習62時間・実習84時間、計230時間
※1級課程の受講資格は2級課程修了者となっています。
※2級取得者には福祉用具専門相談員およびガイドヘルパー(知的障害者専門)の
資格も付与されます。
ホームヘルパー、他
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