臨床心理士は、臨床心理学の知識や技術を用いて心理的な問題に取り組むスペシャリストです。臨床心理士の資格は、心の問題に取り組む専門家として認定するため、心理臨床に関連のある16の学会が発足させた、財団法人日本臨床心理士資格認定協会によって運営管理されている資格です。現在、臨床心理士が国家資格として国の認定が受けられるように、関係団体が政府機関と協議を重ねており、近い将来、国家資格となる可能性があります。
日本臨床心理士資格認定協会の第一種指定大学院で所定の単位を修了するか、または専門職大学院で臨床心理学またはそれに準ずる心理臨床に関する分野を専攻して修了し、受験資格を得て資格試験を受験します。または、同協会の第二種指定大学院で所定単位を修了しても受験資格を得ることができます。なお、資格取得後も5年ごとに研修会に出席するなどして、資格を更新しなければなりません。
臨床心理士として必要な臨床心理査定、臨床心理面接、臨床心理的地域援助及びそれらの研究調査等に関する基礎的知識及び技能について審査されます。試験は一次試験、二次試験に分れて行われ、審査は試験結果を総合的に判断して行われます。
※二次試験は一次試験の成績が一定の水準に達している人のみ受験できます。
※最新の試験情報は財団法人日本臨床心理士資格認定協会にご確認ください。
例年、一次試験を10月中旬に、二次試験を11月中旬に実施。
スクールカウンセラー/産業カウンセラー/医療ソーシャルワーカー/など
財団法人日本臨床心理士資格認定協会/指定大学院・専門職大学院一覧
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