社会福祉士は、1987年に法制化された「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づく国家資格で、福祉全般にかかる一定の知識と技術を習得した者として、高い評価を得ることができる資格です。また、社会福祉士の資格は名称独占の資格であるため、この資格を持たない人が社会福祉士と名乗って仕事をすることは禁じられています。
社会福祉士及び介護福祉士法が定める受験資格を満たし、社会福祉士の国家試験を受験します。下記に示す通り、直近4年の合格率は30%を切っており、難関の国家試験のひとつとなっています。ただし、社会福祉士養成校の現役学生に限れば、80%を超える合格率を誇る学校も珍しくはありません。なお、国家試験の受験資格を得る方法は10通り以上ありますが、ここでは高校生が社会福祉士をめざす場合の一般的な方法のみ抜粋して紹介しています。
※さらに詳しく知りたい方は→こちら(チャート図)をご覧ください。
1.人体の構造と機能及び疾病/2.心理学理論と心理的支援/3.社会理論と社会システム/4.現代社会と福祉/5.地域福祉の理論と方法/6.福祉行財政と福祉計画/7.社会保障/8.障害者に対する支援と障害者自立支援制度/9.低所得者に対する支援と生活保護制度/10.保健医療サービス/11.権利擁護と成年後見制度/12.社会調査の基礎/13.相談援助の基盤と専門職/14.相談援助の理論と方法/15.福祉サービスの組織と経営/16.高齢者に対する支援と介護保険制度/17.児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度/18.就労支援サービス、更生保護制度
※出題数150問/各1点
※2013年度の実績です
1月下旬(日曜日)
(第26回/2013年度)合格率27.5%/合格者数12,540人/受験者数45,578人
;→第26回社会福祉士国家試験の合格発表について(PDF)
(第25回/2012年度)合格率18.8%/合格者数8,058人/受験者数42,841人
(第24回/2011年度)合格率26.3%/合格者数11,282人/受験者数42,882人
(第23回/2010年度)合格率28.1%/合格者数12,255人/受験者数43,568人
(第22回/2009年度)合格率27.5%/合格者数11,989人/受験者数43,631人
(第21回/2008年度)合格率29.1%/合格者数13,436人/受験者数46,099人
厚生労働省(社会福祉士資格関連ページ)
厚生労働省(社会福祉士試験案内)
厚生労働省(第23回社会福祉士国家試験合格発表について)
総務省法令データ(社会福祉士及び介護福祉士法-第二章)
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