栄養士は、主に保育園(保育所)や幼稚園、小・中学校、病院、高齢者施設、企業での給食サービス等において、栄養の専門知識を生かした献立作成や調理(補助含む)を担当する専門職です。栄養士は「栄養士法」によって定められた国家資格で、栄養士免許取得者以外の人が栄養士を名乗って仕事をしてはならない名称独占資格に指定されています。
栄養士免許取得後、3年の実務経験を積めば管理栄養士国家試験の受験資格を得ることができるため、将来のステップアップも可能です。近年は、コ・メディカルとしての管理栄養士の重要性が世間に認知されるようになりましたが、管理栄養士の必置義務がない食の現場では、栄養士に対する求人需要は従来通りあります。まず栄養士免許を取得して就職し、自分に合った仕事だと確信できたら、さらに次のステップをめざして管理栄養士の資格にチャレンジするのも良い選択といえるでしょう。
※栄養士免許取得のための国家試験は実施されていません。免許取得のためには、必ず厚生労働省指定の専門学校か大学・短大を卒業しなければなりません。
※栄養士としての実務経験を3年以上積むことにより、管理栄養士国家試験の受験資格を得ることができます。
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